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1 題材の目標   2 題材の評価規準 3 主な学習内容と評価 アドバイス 資料

学習内容(時間数) 評価の観点
1 導入
まず、みんなで学校のWebページを閲覧していくが、すべてを見たことのある生徒は案外少ない。
体育大会のページを見て「懐かしいな、これ1年のときのや。」や「今度行く、北海道の修学旅行もあるのかな。」など、賑やかな声が聞こえてくる。
自分の部活動のページを見る生徒は、神妙な顔つきの場合が多い。普段の練習での楽しさや苦しさ、先輩後輩との関係などを思い出しながら見ているからなのだろうか。様々な出来事を通じて、学校の中での自分の存在を再確認する場としたい。
○ 自校のWebページに興味をもつとともに、芸術科のコラボレーションによって表現の幅が広がることを実感する。
(関心・意欲・態度)

○ 制作の流れを理解し、テーマから思い浮かんだイメージを広げようとしている。
(芸術的な感受や表現の工夫)
2 制作
1学期に美術で、その場面から発想する絵やアニメーションを制作する。
音楽では、2学期に作曲ソフトを使って絵やアニメーション、写真、場面などからイメージした曲を制作する。画像処理ソフトとアニメ作成ソフトの使い方を一通り説明し試作するが、操作が苦手な生徒は絵を手描きしてスキャナし、データ化しても良いことにする。
実際の作曲では、イメージ・サンプルから楽器の編成を選択し、それを基にメロディ・リズム・和音などを入力させ、全体の流れを確認しながら音楽諸記号を入力していく。
○ 自分の選んだ場面によって、静止画としての絵か動画としてのアニメのいずれかの表現手段を選び、それらのソフトウェアを使えるようになるとともに、鑑賞者に心地よい印象をもてる作品を制作する。
(創造的な表現の技能)
3 鑑賞
液晶プロジェクター等を使って、それぞれが制作の意図や工夫点などを発表し合う。
発表では、部活動に打ち込んできた生徒は、その思いを絵や音で生き生きと表現しており、また所属していない生徒も学校生活に様々な思い出のあることが伝わってきた。
この題材を通じて、友達の関心事や学校での自分の存在などをより明確に意識するようになったようである。
○ 他者の制作意図と作品の効果を参考にし、自分の作品に生かそうとしている。
(鑑賞の能力)

3 主な学習内容と評価